「舟券がまったく当たらなくなった…」
「もっと舟券を的中させるにはどうすればいいのだろう?」
初心者のうちはビギナーズラックで勝てていたとしても、競艇で勝ち続けるのは至難の業。
競艇をやっている人に必ず訪れるのが当たらない時期です!
それもそのはず、競艇をやっている人の約90%は負けると言われている厳しい世界で、まだ始めたばかり初心者では、当てることができなくなっても不思議ではありません。
だからといって、何もしないと負け続ける可能性が非常に高くなってしまいます。
そこで
《この記事を読んで分かること》
- 当らない理由5つ
- 当てるコツ5つ
- 本を読んで変わること
当らない原因を考えて、的中のコツを学んでいくことは非常に重要です!
負けが続いている…という人は、少し考え方を変えてみて1日でも早くスランプを脱出しましょう!
舟券が当たらない理由5選
舟券の平均的な的中率は20~30%程度ですが
- 10レース連続的中なし
- 20レースで的中が1回だけ…
という経験をしたことがあるという人も、多いのではないでしょうか?
そういう時に、そのまま買い続けると資金が尽きてしまう可能性が高いので注意が必要です。
「取り返したい!」という気持ちに支配されてしまいがちですが、いったん冷静になって分析する方が、結果的には良くなってきます!
理由①:予想に利用するデータが少ない
競艇を予想する時にベテランが利用するのがデータと経験からくるヒラメキです。
人によってその度合いは「データしか信じない人」「ヒラメキだけで勝負する人」などで別れることもあります。
では、初心者はどうなのかというと、経験が少ない分データに頼る割合が必然的に大きくなってしまいます。そのデータが少ないと予想の精度が下がるのは仕方ありません。
イン逃げ予想する時の例
データ2つの場合
- 1号艇がA1級選手
- 今節の成績も良い
という理由から無条件でイン逃げを信頼して購入する。
データ3つの場合
- 1号艇がA1級選手
- 今節の成績もいい
- しかし、今節はスタートタイミングの平均が20と遅めで、4号艇の選手の平均が12で早い
3つ目のデータでまったく違う予想になります。
仮に1号艇のスタートタイミングが良かった場合は信頼度が増しますが、今回の1号艇のスタートはそこまで信頼できないので「見(このレースは購入しない)」という結論になります。
もちろん、1号艇の選手が逃げて「買っておけばよかった」と思うケースもありますが、多くのレースでは購入しなくてよかったとなるはずです。
特に負けている時は、予想がワンパターンになってしまいがちですので、冷静になって視野を広げるように注意しておきましょう!
理由②:レースを選んでいない
負けている人は、早く取り返したい気持ちが強くなり、締め切りが近いレースを購入してしまうケースがあります。
- 数多く開催されているレースの中から自信のあるレースを選んで購入する人
- 直近のレースを予想して購入する人
冷静になって考えると、どちらの勝率が高いか一目瞭然ですよね?
連続でレースを外してしまい、今日もちょっと嫌な予感がするなと感じた時など、次のレースを購入しないだけで、意外と冷静になれることが多いのでおすすめです。
購入しなかったレースが的中するということは「競艇あるある」ですが、長い目で見ると「自信のないレースは購入しない」という選択は非常に重要になってきますので、プラスに捉えておきましょう。
理由③:理由なく購入点数を変えている
「負け分を取り返したいから1点買い!」「まったく当たらないから全-全-全」などは良くないです。
1点買いや全-全-全が良くないという訳ではなく、「取り返したいから」「当たらないから」という理由が良くありません。
勝つ人は
- 今日は自信のある本命レースを1点買いしていく
- 荒れそうなレースを見極めて全-全-全を購入する
など計画的に舟券を購入しています。
データの裏付けやヒラメキから購入点数を変える事はありですが、ネガティブな理由で購入点数を変えることはおすすめできません。
その購入が上手くいく確率も低いですし、仮に上手く行ったとしても同じことを繰り返してしまい、長いスパンでみると結果的に負ける確率が非常に高くなります。
理由④:オッズ重視の購入になっている
資金がパンクする人の多くが最終的にやってしまいがちな購入方法です。
その中でも本命に取り返せる金額をつぎ込むというケースをよく見ます。
オッズというのはある意味、全国で競艇を購入している人の予想の集大成ともいえるものなので、参考にすること事態は間違っていません。
人気の高い目が穴目よりも高い確率でくるというのは間違いないですが、必ずしも人気の買い目がくるという訳ではないのです。
その確率は競艇場によってバラバラですが、だいたい三連単
- 1番人気で10%前後
- 2番人気で8%前後
- 3番人気で6%前後
3番人気以内で決着する確率は約25%。
高い確率で入着しているので「勝負するのもあり」と思いがちですが、それが落とし穴なのです。
25%という確率も細かく分析すると
- 競艇場
- 開催日(初日や最終日)
- 企画レース
- 選抜戦やグレートの高いレース
など、さまざまな条件で大きく変わってきます。
購入しようとしているレースが、人気決着するかどうかを考えるのが予想であり、オッズをみて判断するのは予想ではありません。
理由⑤:三連単にこだわりすぎている
公営ギャンブルの中では比較的に的中させやすい競艇ですが、それでも三連単を的中させるハードルは高いです。
「三連単を的中させることは難しい」競艇をやっていると肌で感じるものなのですが、それでも負けていると、視野も狭くなってしまい他の賭け式に変更することは中々できません。
的中させるのは難しいけど「賭け式を変えると取り返せない」「もっと大きく勝ちたい」などの理由で三連単を購入していると、的中からはどんどん遠ざかっていくでしょう。
三連単にこだわりたい人は、別記事を参考にしてみてください。
舟券を当てるコツ5選
普通の人の舟券の的中率はだいたい20%~30%ですが、その中で約90%の人が負けているといわれています。
それでは勝つためにはどうすればいいのか?というと
- 的中率を上げる
- 高配当を取る
ということがスグに思いつきますが、高配当を狙って取るというのは初心者には難易度が高いです。
したがって初心者が勝つための現実的な方法は、的中率を上げるということになってきます。
そこで、今回は舟券を当てるコツを解説していますのでご覧ください!
コツ①:スタート展示を参考にする
いきなり初心者にはハードルが高い要求をされたと感じるかもしれませんが、もちろんそれほど高い要求をするわけではありません。
ベテランや中級者でも「なにを見ればいいのか分からない」というほどですから、それなりの知識が必要になってきます。
しかし、違いが分かるようになった方が良いというのは確実ですので、少しでも慣れておいた方がいいでしょう。
さて、初心者の人はどのようにしてスタート展示を参考にするのかといえば
- コースの入れ替わりがあった
- 軸選手の舟がバタついていた
- 旋回の時にターンマークを外していた
など、簡単に分かるものでチェックリストを作って、一つでも〇があれば購入を見送るようにすれば、怪しいレースの購入が減り的中率が上がります!
チェックリストの例
スタート展示の進入入れ替わり | レ(なし) |
舟のバタつき | レ(なし) |
ターンマークを外していた | 〇(外していた) |
進入のルールの詳細などは別記事をご覧ください。
コツ②:イン逃げレースに絞る
レースを当てる上でも、購入するレースを絞るということは重要です。
当らないと悩んでいる人の中で、レースを絞っていない人がいれば、スグにでもレース絞りの実行をおすすめします。
どう絞ればいいのかというポイントは「イン逃げレース」に絞りましょう。
イン逃げを的中させることができれば、三連単でも残りは20通りとなり、格段に的中率があがります。
イン逃げを見極めるポイントは
- スタート展示で枠なり進入
- 6艇の中で勝率が一番高い
- 平均スタートタイミングと今節のスタートタイミングが一番早い
- 展示タイムが一番速い
- 選手コメントでネガティブな発言をしていない
などに注目したいです。
コツ③:本命なら購入点数は4~10点
高配当を狙うなら、もう少し購入点数を増やした方が良いかも知れませんが、そもそも初心者の人に高配当狙いはおすすめできません。
特に当たらないと悩んでいる人なら、本命狙いで的中を目指しましょう!
的中だけ目的なら購入点数を増やせばいいだけなのですが、当然的中させて勝つことが目標ですので、最適な点数は
- 2・3着も絞りやすそうなレースは4点
- 混戦になりそうだとしても10点以内
に収めることを意識すると良いです。
もし「10点に絞り切れない」「ガチガチだけど4点だと不安」というレースは、ムリに絞って購入するのではなく、そのレースは見送りましょう。
コツ④:買い方を変えてみる
「何を買っても当たらない」「スランプだ」という自覚がある人は買い方を変える事がベストです。
三連単で購入している人は二連単へ、二連単で購入している人は二連複へなど、総通り数の少ない賭け式へ変更しましょう。
当然ですが、二連単が的中できない人は三連単でも的中はできません。当てやすい賭け式で当たりグセを付けてから、元の賭け式に戻していくと良い結果に結びつきやすいです。
ちなみに
- 三連単の一番人気確率 = 10%前後
- 二連単の一番人気確率 = 20~25%
と三連単より二連単の方が2倍から2.5倍当たりやすくなっています。
初心者向けおすすめの買い方については別記事をご覧ください。
コツ⑤:いったん休憩する
休憩は単純そうに見えて中々できない重要なことです。
当らない理由の大きな1つに冷静さを欠いているということがあげられます。
競艇のことをいったん頭から外して、ご飯を食べてみたりゲームをしてからなど、休憩を挟んでみると、流れがガラッと変わることはよくあります。
冷静になることで、紹介してきたようなコツを実践するなど、視野が広がってくるものです。
「当てたい」「勝ちたい」と思うなら、そのまま突っ走るのではなく、一度立ち止まって冷静さを取り戻しましょう。
本を読んで知識を蓄えるのもあり!
さらに、もう一段上の対策をしておきたいという人には「競艇の攻略本」を読むことをおすすめします!
ネットで検索すると様々な情報が得られる時代ですが、その情報は同じように誰でも得られる情報です。
他の人と差が付くオリジナルの情報や考え方を得るには多少の投資は必要ではないでしょうか。
その中でも、500~2,000円で実績のある著者によって書かれた「本」のコスパはとても良いです。
本を読むということは面倒くさくて、多くの人が敬遠しがち…だからこそオリジナルの力になるのでおすすめします!
まとめ
今回は舟券が当たらない理由と当てるコツについて解説してきました。
当るようにするためには
- 予想に使うデータをもう1つ2つ増やす
- イン逃げレースを購入点数4~10点で狙う
- イン逃げレースでもチェックする項目を増やす
- 賭け式を通り数の少ないものにする
- 展示をみて怪しいレースは購入しない
- いったん休憩して冷静になる
- 本を読んでオリジナルの知識を蓄える
といったようなことが重要になってきます。
「もともと予想が上手ではない」「スランプに陥っている」という人は、そのまま闇雲に購入していても、良い結果に結びつく可能性は低いです。
少しでも今までと、紹介したような方法で何かを変えてみると良いかも知れません。
競艇で一番楽しいのはやっぱり予想が的中した瞬間ですよね!
その瞬間を少しでも多く味わえるように、競艇を楽しんでいきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。