競艇初心者にも分かりやすい各競艇場の特徴比較!購入時の注意点も

競艇場 競艇 初心者

「1コースから買っているのに当らない…」

「格上選手が1コースの格下選手にアッサリ負けた…」

など、競艇をやっているとなぜ?と思うことは多々ありますよね!

 

スタート、風、モーター様々な理由がありますが、その中の1つに競艇場の特性というものがあります。

スタートや風など、1レースごとに変わるものを予想に反映するのは難しい。

しかし競艇場の特性は1度覚えると、ほぼすべてのレースに活用できて割と簡単です!

 

競艇場の特性を取り入れた予想と、取り入れていない予想では、的中率に雲泥の差が出てきます。

プロ舟券師も重要視する競艇場の特性を学んで勝率をアップさせましょう!

 

《この記事を読んで分かること》

  • 各競艇場の特性
  • 予想がしやすい競艇場ベスト3
  • 予想が難解な競艇場ベスト2
  • 予想する時の注意点

 

「勝てない…」と悩んでいる人の原因の1つかも知れませんので、ぜひ参考にしてください!

 

初心者が知らない競艇場の特徴

グッドとバッド

全国に24ある競艇場ですが、その特性は様々でレースに大きく影響を与えます。

具体的な例

  • 海水or淡水or汽水
  • ターンマークの位置
  • 風の影響を受けやすいか?
  • 潮の満ち引き
  • うねり

 

これらの影響により各競艇場では、勝ちやすいコースがはっきりと結果に表れています。競艇場でターンマークの移動など大きな変更がない限り、毎年ほぼ同じ結果がデータとなって現れていることから信憑性の高さも折り紙付きです!

 

競艇場によってコースの強さが違いあり!

どの競艇場でも1コースが圧倒的に強い事は間違いないのですが、強さの程度は大きく違います。

直近6ヶ月の成績を見ても、1コース1着率トップの芦屋競艇場(63.8%)と24位の戸田競艇(44.2%)では20%も差がついているのです。

 

まずは1コースが強い競艇場かどうかで判断して、コツを掴んでから他のコースへと展開していくことをおすすめします。

競艇場ごとの1コース1着率(直近6ヶ月)

競艇場 1着率
1位 芦屋 63.8%
2位 大村 63.0%
3位 徳山 62.3%
4位 尼崎 62.2%
5位 下関 59.9%
6位 宮島 58.5%
7位 住之江 58.4%
8位 58.2%
9位 若松 58.1%
10位 児島 56.4%
11位 常滑 56.1%
12位 三国 55.6%
13位 唐津 55.4%
14位 びわこ 54.6%
15位 丸亀 54.6%
16位 桐生 54.2%
17位 蒲郡 53.9%
18位 多摩川 53.4%
19位 浜名湖 53.0%
20位 福岡 52.1%
21位 鳴門 49.9%
22位 江戸川 45.8%
23位 平和島 44.3%
24位 戸田 44.2%

1コースの強い競艇場で外の格上選手から買おうとしている時、1コースの弱い競艇場で1コースの選手を買おうとしている時は、もう一度じっくり考えてから購入するようにしましょう。

 

競艇場の水質によって大きく変わる

競艇場の水質は大きく分けると海水・汽水・淡水の3つです。

3つの水質の違いを簡単に説明すると「塩分濃度の差」で、塩分濃度が濃い方から順番に海水<汽水<淡水となっています。

 

淡水の競艇場:桐生・戸田・多摩川・三国・びわこ・住之江・尼崎・芦屋・唐津

特徴

  • 乗りやすい
  • モーター差が出やすい
  • 体重が軽い選手が有利(女子選手に注目)

 

海水の競艇場:平和島・常滑・鳴門・丸亀・児島・宮島・徳山・下関・若松・大村

特徴

  • 乗りづらい
  • 選手の能力によって差が出やすい
  • 体重が重い選手も活躍しやすい
  • 干満差による時間帯でコースの強さが変わる

 

汽水の競艇場:江戸川・浜名湖・蒲郡・津・福岡

  • かなり乗りづらい競艇場が多い
  • 荒れ水面に強い選手が活躍しやすい
  • 潮の流れがレースに影響する

基本的にはこのように分類されますが、競艇場によって影響の大小はありますので、ホームプールの特徴は抑えておきたいですね!

 

購入前にチェックしたい競艇場2つの注意点!

チェック

さて、年間通したコースの強さや水質の影響などを述べてきましたが、さらに大事なのは舟券を購入する「その日」はどうなのか?というところです。

 

初心者のうちはたくさんデータを詰め込んでも良くないので、次の2点を頭に入れて舟券を組み立てると、的中率アップや無駄な舟券の削除に役立ちます。

 

その他の勝つためのコツはこちらの記事をご覧ください。

【必見】競艇初心者が知るべきルールと勝利のコツ5選【2022年版】
競艇初心者向けに「基礎知識やルール解説」「勝つためのコツ5つ」「便利ツールベスト5」など、知りたいという声が多い、競艇の基礎から勝って楽しむためのコツまでを紹介していますので、ぜひご覧ください!

 

注意点①:選手データの信頼度に影響!静水面と難水面

舟券を予想する時に、選手データを参考にする人は多いと思いますが、どの程度信頼していいのか?と疑問に水面特徴は大きく影響します。

 

その信頼度はズバリ、静水面の方が高く難水面は低いです。

購入するレースの番組よって、どの程度選手データを信頼すべきかで予想が変わってきますので、特に難水面でもA級選手を信頼して購入してしまうタイプの人は「A級選手なのになぜ…」とならないために、もう一度検討してみて下さい。

 

静水面になりやすい競艇場

  • 多摩
  • 浜名湖
  • 蒲郡
  • 住之江
  • 尼崎
  • 下関
  • 芦屋

 

普通の競艇場

  • 常滑
  • 三国
  • びわこ
  • 鳴門
  • 徳山
  • 唐津
  • 大村

 

難水面になりやすい競艇場

  • 桐生
  • 戸田
  • 江戸川
  • 平和島
  • 丸亀
  • 児島
  • 宮島
  • 若松
  • 福岡

難水面の競艇場ではベテランでも、舟券が当てにくいという声をよく聞きます。

初心者の内は静水面または普通の競艇場がおすすめです!

 

注意点②:出目で傾向チェック?差し水面まくり水面

競艇場によって、差しが決まりやすい「差し水面」まくりが決まりやすい「まくり水面」というものがあります。

 

判断するポイントは、1マークを旋回した後に、モーター差を考慮して、差した艇が内側から伸びてくるか?まくった艇がスピードをもって旋回できているか?となりますが、難しいと感じる人もいるでしょう。

 

そこで、初心者のうちのおすすめは

  • 1着2着に偶数の2号艇4号艇が多く絡んでいれば差し水面
  • 奇数の3号艇5号艇が多く絡んでいればまくり水面

という判断でもOKです!

 

「今日は4が毎レース絡んでいるなぁ」

「今日は3の1着が多い」

などと思ったことはありませんか?

そんな日は顕著に水面特性が現れていることが多いです!

 

初心者向けの競艇場ベスト3

平和島競艇場

それでは初心者向け、いわゆる当てやすい競艇場ベスト3を紹介していきます!

「この競艇場だけだと勝っている」という声をよく耳にする競艇場ばかりです。

 

ただ当てやすいからといって闇雲に買っていては良い結果に結びつきません。

「買い方」に気を付けて着実な勝利を目指しましょう!

 

【重要】競艇初心者に最適な買い方!負ける人が知らない3つの真実!
競艇初心者におすすめの買い方についての記事です。競艇で「勝てない」「当たらない」という悩みの多くは買い方に原因があります。勝つための参考になると思いますのでぜひご覧ください!

 

IN最強!予想しやすい大村競艇場

まずは1コースが強いことで有名な大村競艇場。

競艇をやっている人に当てやすい競艇場は?という質問をすると、必ずと言って良いほど名前があがる競艇場です。

 

その特徴は1コースが強いだけではなく2コース3コースも強い、徹底的に内側有利な水面にあります。

 

おすすめの購入方法

  • 怪しいレースは購入しない
  • 堅そうなレースの1-234-234の6点購入する

としただけで、かなり的中率が上がりますよ!

 

ガチガチの企画レース徳山競艇場

1コースの勝利率は毎年常に上位クラスの競艇場。

その秘密は水面特性もさることながら番組構成にもあります。

 

各競艇場では企画レースという競艇場独自の番組を組んでいる場が多く、そのほとんどは1号艇にA級選手を配置するなど「当てやすい」番組構成とすることが多いです。

徳山競艇場では1R~4Rまで企画レースが行われています。

1Rモーニング特賞 1号艇A級選手他B級選手

2Rグランプリ特選 1号艇に主力選手他機力上位やA級選手

3Rプライド予選 1号艇はA級選手

4Rモーニング予選 1・2号艇にA級選手

どのレースも1号艇の勝率が圧倒的で、インに逆らって買うのは難しい番組ですが、その中でも特に4Rは、1-2の来る確率が45%ほどで2日に1回は1-2で決着しているガチガチ番組です。

 

1R~3Rの決着で偶数艇が多く絡んでいる時には差し水面だと予想して

おすすめの購入方法

  • 4Rの1-2に集中して購入

というように徳山では4Rだけ購入する!とした方法をおすすめします。

 

イン逃げでも高配当?尼崎競艇場

以前はセンタープールと呼ばれ、3・4コースが強い競艇場でしたが、今ではインコースが強い競艇場の1つとなっています。

 

その強さは、デイレースで開催されている競艇場ではトップクラスです。

しかし、センタープールと呼ばれていた時代の名残なのか?3・4コースにA級選手を組む番組が多いため、イン逃げでも良い配当が得られるレースが多々あります。

 

的中率は下がりますが

おすすめの購入方法

  • B級選手のイン戦を狙って高配当狙い

という買い方がおすすめです!

 

初心者には難しい競艇場

バツ

予想が困難な競艇場は初心者や資金が少ない人は、手を出さないか当てやすい賭け式を選んで投票することをおすすめします。

 

逆にプロやベテランの人は、知識や独自のデータを活かしやすく、他の人と差がつきやすいので、積極的に購入している人が多い印象です。

 

レースとしては、ハラハラドキドキの展開になることも多いので見応え十分!

資金に余裕のある時などは、気分転換に楽しんでみるのも良いかもしれません。

 

2コースが強い競艇場

2021年6月~12月のデータで1着率が高い順

  1. 平和島 18.6%
  2. 江戸川 18.2%
  3. 鳴門 16.7%

競艇を長くやっている人ならパッと見ただけで高配当がよく出るイメージの競艇場ばかりだと思います。

1位の平和島競艇場はセンターが強く、まくりのイメージが強い人もいますが、意外と差し傾向の水面で2号艇4号艇が活躍する場面が多いです。

特に狙い目となるのは、3コースにまくり屋がいる時で、1コースと3コースの選手が競っている隙に、2・4コースの選手の差し抜けるというパターンから高配当が狙えます!

 

6コースが強い競艇場

2021年6月~12月のデータで1着率が高い順

  1. 江戸川 3.5%
  2. 戸田 2.9%
  3. 平和島 2.8%

トップの競艇場でも3.5%と、100レースして3回か4回しか1着がないという競艇の6コースの厳しさが分かる数字ですね。

 

1位の江戸川競艇場は、屈指の荒れ水面で有名です。

水面が荒れている時はスタートもバラバラ、道中で着順が入れ替わることも珍しくない、特殊な水面となっています。

もし購入するのであれば、他の競艇場の常識は捨てて江戸川独自の視点でレースを展望しましょう!

 

まとめ

今回の記事では競艇場について述べてきました。

 

簡単にまとめてみると

  • 競艇場にはそれぞれ特徴があり勝ちやすいコースもバラバラ
  • 淡水の競艇場は体重が軽い選手のスピードが出やすい
  • 海水の水面では体重の重い選手のスピードが出やすい
  • 静水面の競艇場では選手能力の差が顕著に出やすい
  • 難水面では選手能力の差が出にくい
  • 差しが決まりやすい差し水面の日がある
  • まくりが決まりやすいまくり水面の日がある

 

そして、初心者のうちは多くの競艇場を買わないということも重要。

まずは1つの競艇場の特徴を理解してから次々と広げていくことが大切です。

 

その中でもホームプール(良く買う競艇場)に選ぶのは

  • 大村競艇場
  • 徳山競艇場
  • 尼崎競艇場

などはどうでしょうか?初心者のうちはおすすめです!

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

競艇場の特性を理解して、的中率が上がりますように!